凡例:

ファッション事業

アニヴェルセル・ブライダル事業

エンターテイメント事業

AOKIホールディングス

CO2排出量削減を推進

店舗における消費電力の多くを占めるのが照明です。
AOKIグループでは、新規出店や既存店のリニューアルに際し、蛍光灯よりも消費電力の少ないLED(白色発光ダイオード)照明を採用しています。
特に東日本大震災以降は、節電対策として既存店におけるLED照明への切り替えを積極的に進めており、これまでAOKI、アニヴェルセル、快活CLUB、コート・ダジュール、FiT24の全店舗、ORIHICAの約6割の店舗へ導入しました。また、電力使用量を監視・制御するデマンドコントローラーの設置などによって節電を推進し、CO2排出量の削減に努めています。

 

※2022年6月の株式会社ランシステム子会社化に伴い、2023年3月期より実績に含めています。

「OKAERI エコ プロジェクト」の推進によるファッションロスの低減

ファッション事業では、1996年に日本初の「AOKIウール・エコ・サイクルⓇプロジェクト」をスタートさせました。これは、お客様が着用しなくなったウール衣料を店頭で下取りし、提携工場で車の内装材などに再生する取り組みです。なお、リサイクルの過程で発生する配送費、加工費の一部は、環境保全の一環として負担させていただいています。

 

また、2023年には「OKAERI エコ プロジェクト」を展開することにより、ウール製品だけでなくポリエステル製品の回収にも着手するなど、ファッションロス(廃棄される衣料)の削減に向けた取り組みを強化しています。

 

紙資源の削減

ファッション事業では、通常段ボール箱を使って納品されるスーツやジャケット、コートの一部をハンガーにかけたままトラックで運んでいます。これによってシワや型崩れなどの防止だけでなく、梱包資材の削減につながっています。さらに、店舗では2017年には新システム「NECSAS」を導入し、売上伝票の電子化を進めています。
また、アニヴェルセル・ブライダル事業では、デジタルカタログを導入し、紙資源を削減しているほか、AOKIホールディングス本社でもオフィスで使用する紙や株主通信の用紙等をFSC認証紙を使用することで森林資源の保全に努めています。

NECSASでの接客の様子
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NECSASでの接客の様子

プラスチック原料使用量の削減

ファッション事業では、お買い上げ時にお客様にお渡しするポリ袋の有料化やテーラーバッグ・ハンガーの素材、厚みの見直しおよび再利用促進や商品の梱包方法の見直しにより、プラスチック原料の使用量削減につなげています。

また、エンターテイメント事業ではプラスチックスプーンを木製に切り替えており、アニヴェルセル・ブライダル事業ではアニヴェルセルカフェで使用するストローを土に還る成分からつくられた「エコストロー」への変更を行っています。

AOKIのポリ袋・テーラーバッグ・ハンガー
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AOKIのポリ袋・テーラーバッグ・ハンガー

環境に配慮した制服の導入

エンターテイメント事業の快活CLUBとコート・ダジュールは、環境に配慮した省エネ対応デザインの制服を導入するとともに、着用期間の終了した制服を全店から回収してリサイクルすることで環境負荷の低減に努めています。

環境に配慮した制服着用イメージ
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環境に配慮した制服着用イメージ