AOKIグループでは、グループで働くすべての人々の喜びを創造することが、お客様のご満足につながると考えています。

一人ひとりが個性を発揮し、いきいきと活躍できるようにライフステージに合わせて働き方を変更できる制度を導入しています。また、ダイバーシティやワークライフバランスなどのテーマについて、コミュニケーションの促進をはじめとしたさまざまな取り組みを加速していきます。

凡例:

ファッション事業

アニヴェルセル・ブライダル事業

エンターテイメント事業

AOKIホールディングス

健康経営の推進

従業員一人ひとりが持てる能力を最大限に発揮できるよりよい職場環境を実現するために、健康経営の取り組みを強化しています。人事管掌役員を責任者として、人事部・サステナビリティ推進室・労使委員会を中心に各部署と連携し、健康保険組合の協力を得ながら、ヘルスリテラシーの向上やワークライフバランスの充実などの取り組みを進め、従業員が心身ともに健康でいきいきと働ける環境づくりに努めています。

 

健康経営の推進

 

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

AOKIグループは、サステナビリティ推進室と人事部および各社の担当が連携し、2030年度の女性管理職比率20%以上の達成を目標として、さまざまなダイバーシティ&インクルージョンを施策に取り組んでいます 

具体的には外部アドバイザーを招聘し推進プランを策定、女性同士の意見交換会および社長と女性社員との対話会による意見の収集など、具体的アクションのきっかけと なる取り組みを継続しています。

また管理職や従業員向けのダイバーシティ&インクルージョン学習会の開催、男性育児休業取得の推進(2024年度のグループ全体取得率65%)などに力を入れています。

            

働きやすく、やりがいの持てる環境と制度の整備

従業員の働きやすさ向上のために、AOKIグループでは一部従業員にフレックス勤務制度を導入、制度対象の拡大も検討しています。さらに年間公休日数の増加や、エンターテイメント事業におけるリフレッシュ休暇取得の推進など、ワークライフバランスを重視した制度の導入・運用を実施しています。

また、2023年に新たなエンゲージメントサーベイを全社に導入し、分析結果を踏まえた課題の抽出と改善策の検討を実施しています。AOKIグループは、今後も従業員が心身の健康を良好に保ち、能力を十分に発揮できる環境と制度の整備に注力していきます。

仕事のやりがい向上とキャリア形成支援

従業員の仕事のやりがいの向上や、自律的なキャリア形成を支援するために、さまざまな制度を導入しています。たとえば、役職に合わせて挑戦できる社内ライセンス制度や、グループ会社間での異動も含めた公募制度など、AOKIグループらしい意欲ある従業員の挑戦を支援する制度を整備しています。

また、教育研修制度としても、職種や階層別教育の実施はもちろん、マネージャー向けマネジメント学習会などを通じて、従業員のキャリアアップを支援。グループ従業員一人ひとりがやりがいを持って働けるよう、制度の整備と見直しを続けていきます。

キャリア実現のための自律的学習機会の提供

AOKIグループでは、一人当たり教育訓練費の増加をサステナビリティ活動の指標の一つとして設定し、正社員の自律的学習機会の増加に取り組んでいます。2023年はグループ全体のeラーニングシステムを刷新し、オンデマンド形式で業務やビジネスに関する知識などを学ぶことができる環境を構築しました。また、外部セミナーへの積極的な派遣や公的資格取得支援補助制度も一部導入しています。今後も従業員のキャリア実現に向けた支援を強化し、自律的な学習の機会を提供していきます。

障がいのある方の社会進出を支援

AOKIグループでは、障がい者雇用の推進を実施し、「障がい者雇用促進法」によって義務付けられている常用労働者数の2.3%を超える方を採用・雇用しています。ファッション事業では、全国5か所ある障がい者雇用専門オフィスにおいて店舗運営をサポートする業務を行っています。また、エンターテイメント事業およびアニヴェルセル・ブライダル事業においても、店舗内外の清掃業務を中心に、持てる能力を発揮し、「働く喜び」や「生きがい」を実感できる環境を整えるなど、積極的な人財活用を実践しています。